第2回 元気に歩き続けるための『足の測定会』奈良県宇陀市で開催いたしました!

「タコ・魚の目のない、気持ちよく歩ける足育て」

2023年2月20日(月)奈良県宇陀市で2回目の「足の測定会」と、一生歩き続けるための「足の健康セミナー」を開催しました。

講師は、NPO法人いきいきのびのび健康づくり協会会長の尾陰由美子先生に来ていただきました。

協会のコンテンツでもある「フットキネシス」「足の解剖学」は運動指導者に大人気のプログラムの1つです。

「あし」には2通りの漢字がありますね。「足」「脚」

皆さんは、使い分けていますか?

簡単に言うと「足」は足首から下を指し、「脚」は太ももから下、あし全体を指します。

日本では、足首から下を専門に診てくれる先生がとても少ないそうです。

だからこそ、足首から下の足のトラブルが起こらないように、日ごろからのお手入れが大切なのではないでしょうか。

生まれた時には、みんな変わらず健康な足のはず。

それがいつしか、生活の仕方が足に現れるかのように十人十色の足に変わっていきます。

(タコや魚の目)

たこ・うおのめ|おおふな皮ふ科の皮膚科診察案内

 

(外反母趾)

今回の足の測定会でも、「タコや魚の目が靴にあたって歩くと痛い」とか、「外反母趾で、足に合う靴がなかなか見つからない」

など、足にお悩みを抱える方がとても多かったです。

タコや魚の目が痛くて歩けない ⇒ 筋力低下 ⇒ 歩けなくなる 

タコや魚の目ができる原因としては靴が足の幅や高さ、長さに合っていないことが影響している場合が多いです。

一生自分の足で歩き続けるためには、筋力の維持も大切ですが、タコや魚の目の治療や手入れも重要なことと言えますね。

まずは簡単に行える足のお手入れとして、「きれいに洗って、クリームをぬる」

これだけでも、皮膚を柔らかい状態に保つことが出来、タコや魚の目の予防改善にもつながります。

「巻き爪や外反母趾、治りにくい足の傷はありませんか?

2023年1月29日(日)、いきいき・のびのび健康づくり協会主催「足からの健康セミナー」に参加しました。

社会福祉法人栗山会 飯田病院の循環器内科・フットケア外来 竹内和航先生から、とても興味深い「足」の話を聴くことが出来ました。

巻き爪や、外反母趾、治りにくい足の傷など、足のトラブルを抱えている人たちが「どこで診てもらうと良いかわからない」=「足難民」が増えているそうです。

しかし、足の機能低下=「足病」の原因は様々。

主な3つは・・・

  1. 内因 ⇒ 糖尿病などによる循環障害や神経障害
  2. 外因 ⇒ 巻き爪、陥入爪、ひび割れや乾燥、水虫など
  3. 環境 ⇒ 靴の選び方や履き方、運動不足、セルフケア

巻き爪になる原因として、足の爪にちゃんと圧がかかっていない、つまり歩くときに足の指がちゃんと使えていないということも原因の1つ。歩き方を見直す必要があります。

外反母趾になる原因としては足裏のアーチ構造のみだれが上げられます。アーチ構造が乱れると着地の際の足への衝撃が大きくなり、足が疲れやすくなったり、膝関節などへの負担も大きくなります。足指のグー・チョキ・パー体操やタオルギャザー体操などでしっかりと足趾や足裏の筋肉を動かすことを心がけましょう。靴にインソールを入れるのもアーチ構造を整えていくにはとても良い方法です。

*靴の選び方、履き方については以前のブログに詳しく綴っております。

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足の健康についての記事

 

今までにもいくつ書いておりますので、読んでいただければ嬉しいです。

巻き爪

いずれにせよ、足を整えていくには、内因、外因、環境・・・トータルで整えていくことが大切なようです。

皆さん、足のお悩みはありますか?

 

足のお悩み第一位は「冷え」

足の冷えやしびれなどの症状は、動脈に問題がある=「虚血」静脈に問題がある=「鬱血」があるようです。

しかし、症状はほぼ同じ。

<動脈の問題=虚血>

・冷え ・しびれ ・足がつる ・皮膚色不良 ・痛み ・潰瘍

<静脈の問題=鬱血>

・冷え ・しびれ ・足がつる ・皮膚色不良 ・痛み ・潰瘍 ・むくみ ・下肢静脈瘤

動脈血流が問題になる例は多くないようですが、問題になってからだとかなり進行した状態であり、場合によっては足の切断などになるケースもあるので、日ごろから足のケアをしながら早期発見することが大切。

足の冷えの予防・改善についてはこちら

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青字をクリックしてね!

 

動脈が問題による「足の冷え」の見分け方

①傷の位置を確認

・動脈の血流に問題がある場合は、踵やくるぶしなど、血管の末端に傷ができる。

②傷の状態を確認

・できた傷がなかなか治らない。

・傷のまわりが赤くなる。(レッドリングサイン)

③足の冷えの状態を確認

・両足の膝から足先にかけて触ると左右差がある。

・両足の膝から下を触ると冷感差がある。

・膝下から足先を触ると、ある場所から急に冷たくなる場所がある。

 

歩き続ける「足」を守るための「4つほ」

①保清(ほせい):足裏、足の甲、指の間、爪をしっかり洗う

②保湿:お風呂上りに、足裏、足の甲側にクリームを塗る

③保護:正しく爪を切る(基本はスクエアカット)、正しく靴を履く(毎回ひもを緩めて踵側に合わせて履く)

④補助的な運動:冷えの予防や、歩行前の準備運動、足の指のグー・チョキ・パー運動

 

「足の測定会」にご参加された皆さんは・・・

足測定では、足の幅、長さ、甲の高さの測定と、立った時、座ったときの足裏への体重のかかり具合などを測定しました。

皆さん、左右の足のサイズの違いや、左右の足への体重のかかり具合へ差があることに少々驚かれていた様子でした。

外反母趾や内反小趾の方も多く、足裏の体重のかかり方を整えるための「インソール」をオーダーされる方も数名おられました。

私もインソールを入れていますが、足がとっても気持ち良いし、疲れないんです。

日頃のお手入れを積み重ね、半年後に再度測定した時に、皆さんの足にどのような変化があるか、とっても楽しみです。

毎週の運動教室でも「足を整える」ためのエクササイズをしっかり取り入れていきたいと思います。

奈良県宇陀市で開催している運動教室にご参加ご希望の方はこちらまで↓↓↓ご連絡ください。

090-8378-8399(井上)

宇陀市外にお住まいの方は、オンラインでの運動教室へのご参加可能です。

毎月第2,第4水曜日 13:30~14:15

お気軽にお問い合わせください。

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