『フットケアで100歳まで歩ける足・脚づくり』

「足の役割を考える」

ずーっと気になっていた「足」のことを学んでみました。

NPO法人いきいき・のびのび健康づくり協会の「フットキネシス®」というプログラムで、足のことから歩くこと・・・をみっちり学ばせていただきました。

外反母趾に内反小趾、巻き爪や糖尿病による神経障害、タコや魚の目、水虫など、足のトラブルは結構多いものです。

「あし」には「足」「脚」、2種類の漢字があります。一般的に「足」は足首から下を指し、「脚」は太ももから下、「あし」全体を指します。

英語にも「leg」と「foot」があるように、本来使い分けされますね。

今回学んだのは「脚」ではなく「足」・・・足首から下の部分。

「足」は立つとき、歩くときの土台になる部分。家で例えるならば、基礎の部分。

基礎部分が不安定な家は、ちょっとした地震にも耐えられないですよね・・・。身体も同じこと。土台になる部分が安定しないのに、その上の部分が整うはずがないですよね・・・。

欧米諸国では「足病学」と言って足首から先を専門に診るお医者さんがたくさんいるようですが、日本ではまだまだ少ないのが現状のようです。

実は、私も足の悩みを持つ1人です。

いつまでも元気に歩き続けるためには、立つとき、歩くときの土台になる部分「足」を整えることってとっても大事!

「足」のお悩み第1位は何?

  • 第1位は「冷え」
  • 第2位は「踵のひび割れ」
  • 第3位「むくみ」 ・・・と続きます。

アンケート対象者の75%以上の方が「足の悩みがある」と答えています。

私も足の悩みを持つ1人です。・・・冷え性ではないですが、外反母趾に内反小趾。

私の足です ↓

見た目は、それほど変形しているようには見えないかもしれませんが、20代の頃、ハードなエアロビクスをしていた頃は、親指の付け根がとっても痛くて・・・「私はこの先、親指の付け根が痛くて歩けなくなるかもしれない・・・」と、本気で思ったほどでした。

危機感をもった20代~30代、外反母趾を専門に診てくれる病院やサロンをいろいろ探しました。

何か所か行った整形外科では決まって「それほどひどくないから様子を見てください。また痛くなったら来てください。」と言われ「せめて、これ以上悪くならないように予防法を教えてほしい」と心から思いました。でも、そのような病院、医師には残念ながら出会えなかったです。

子どもの頃から巻き爪傾向の私は、ある病院では「巻き爪と外反母趾も関係があるから、巻き爪の治療をしてみましょう」と勧められ、爪にワイヤーを通す巻き爪の治療をしたこともありましたが、さほど効果を感じられませんでした。

今思えば、ハードな運動をしていた学生時代に、「自分に合う靴」にあまりであったことがないように感じます。

どちらかと言うと、やや小さ目の靴を履くことが多く、バレーボールやバスケットボールの試合の後に爪が内出血し、何度も爪を剝がしてしまったことがあります。

そして・・・よ~くみて下さい。左足の小指が上に上げられないのです。

右足の小指は上がります。↓

この左右の小指の違いに気付いたのは30代後半(^^;)。護身術の技を習っていた頃。

よーく考えると原因がわかりました。・・・4歳の頃、左の足の甲にお花を切る大きなはさみを落とし、足の甲に突き刺ささる怪我をしたことを思い出したのです。どうやらそれが原因だったようです。

その時・・・かなり血が出て、その出血の多さにびっくりして泣いたことは今も記憶に残っています。・・・が、特に病院にも行かず、生のアロエをシップされたことを覚えています(^^;)。

「今では子どもの靴選びも大切にされる時代」

姪っ子の子ども、2歳児の足は・・・こちら ↓

生まれた頃、幼い頃はみんなきれいな健康的な「足」なんですよね~

今では子どもの靴選びを大切にされる時代。

その後の長い人生の中での足の使い方、お手入れの仕方によって如何様にも変わりますね。

毎日の足のお手入れもとても大切!

皆さん、日々の足の手入れはどのようにされていますか?

踵はかさついていませんか?

どこか、皮膚が硬くなっている部分はないですか?

靴選びのコツは?

どこか、皮膚が硬くなっているところがある場合は、足の形に靴が合っていないかもしれません。

もしくは、中敷き(インソール)を自分の足に合うように作った方が良いかもしれません。

皆さんは、既製品の靴を買う時に、どのようにサイズを決めていますか?

多くの方が、一度履いてみて履き心地はどうかな? どこかあたって痛いところはないかな?・・・と確認されることと思います。

もし、お店で靴の中敷きを出せるなら・・・確認しやすいですよ!

中敷きの上に足をのせます⇒ まずはかかと部分を合わせて、つま先に1.5cm~1.7cm余裕があるもの選びましょう。

横幅も確認しておくと良いですね。

*子どもの靴選び・・・すぐに大きくなるからついつい大きめの物を選びがちですが、その時その時の足に合うものを選ぶのが足を育てるには大切なことです。

小さくなっていることに気付かずに履いているケースも少なくないですので要注意!

 

次回は、「足のお悩み解決法」   

足のお手入れのことをメインに綴ってみたいと思います。

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