第1回 元気に歩き続けるための『足の測定会』奈良県宇陀市で開催しました!
2023年2月6日(月)奈良県宇陀市で「足の測定」と足を健康に保つための「足の健康セミナー」を開催しました。
講師は、NPO法人いきいきのびのび健康づくり協会会長の尾陰由美子先生。
皆さん身を乗り出して先生のお話に真剣に耳を傾けておられました。(^^)
「足の寿命は50年?!」
足の寿命、関節の寿命はだいたい50年と言われます。
「えっ!?」 「もう、とっくに過ぎてる~~」と言いたくもなりますね。
しかし、50年過ぎたら様々な身体の変化や、関節の痛みや違和感を感じるようになっても、どうやら不思議ではないようです。
今や100年生きられる時代。50年はちょうど折り返し地点!
だからこそ毎日の「足の手入れ」が大切です。
そして、まずは自分の足を「知る」ことが大切です。
基本となる足の手入れは・・・
- 毎日きれいに足を洗うこと
- クリームなどをぬって保湿すること
- 爪の切り方はまっすぐスクエアに切ること
- 足に合った靴を選ぶこと
- 運動により血液循環をよくすること
私も実践中です。
毎日お風呂に入った時に、きれいに足を洗い、入浴後にクリームをぬるようにしています。
これを続けるだけでも、足の裏の皮膚が柔らかく、とても良い状態になりますよ。
外からの情報をキャッチする感覚受容器がたくさんあると言われる足の裏。
この足の裏の状態を良くしておくことは「転倒予防」などにも効果大ですね。
湯船につかりながら、パー・チョキ・グー「足指じゃんけん」で、こまめに足の体操をするのもお勧めです。
「足の3D測定」
セミナー開始1時間半前から集まって下さった皆さんの足を尾陰先生と、サポートで来てくださった梅本さんとで一人一人丁寧に測定して下さり、データをプリントアウトしていただきました。
皆さん、結果が気になって仕方がないご様子。
結果シートとにらめっこ!
右足、左足の大きさは?・・・ほとんど一緒という方は意外と少ないものです。
靴を買う時に困りませんか?
私の足は左右差が結構あります。たまに、パンプスを履いて歩いていると、時々脱げてしまうことも・・・(^^:)
3D測定では左右の足の長さ、幅、そしてどこに体重がかかっているのか、かかっていないのかがよくわかります。
足の左右差がかなりある方は、3D測定の結果をもとに、自分の足にぴったりのインソール(靴の中敷き)を作るのも1つの方法。
整形外科に通われている方は、保険適応でインソールを作ることもできますよ。
外反母趾や、内反小趾、O脚やX脚による足のトラブルを抱えておられる方は、自分の足にあった靴選びもとても大切です。
足にタコができている方は、靴が合っていない可能性大です。靴選び・・・本当に大切です。
もうすでにタコや魚の目が出来ていて、痛くて歩けないという方は、一度皮膚科を受診してみましょう。
靴の選び方、履き方については以前のブログに書いていますので、参考にしてくださいね。(下記の青字部分をクリックしてください)
◎靴の選び・履き方 ⇒ https://meitobi.com/683
◎足の手入れ ⇒ https://meitobi.com/737
今回3D測定を受けた宇陀市の皆さんの傾向としては、座位姿勢での足の床面への着地が問題あり・・・。小指側に体重がかかっていたり、浮き指の傾向にあるとのことでした。
その結果、爪にもきちんと圧がかかっていないことや、踵や足首をきちんと動かすことが大切とのアドバイスをいただきました。
外くるぶしが埋もれていたり、下に下がりすぎていたり、外側に体重がかかるために小趾に体重がかかってタコが出来たり、小指の爪がつぶれていたり・・・皆さん、説得力のある尾陰先生の話にくぎ付け!
一生懸命メモをとる方もおられました。
「自分の身体は自分で守る」という心がけ、自分の身体に対する意識の高さを感じます。
身体への意識の高い皆さんの「足」・・・毎日のお手入れとエクササイズで半年後どのような変化が見られるか、とっても楽しみです(^^)/
奈良県宇陀市で担当させていただいている運動サークルでは、足の機能を向上するための運動プログラムを積極的に取り入れています。
次回は3月、別のサークルに尾陰先生に来ていただき、宇陀市のサークルの皆さんの「足の測定会」をしていただく予定です。
自分の足を見直し、「健康な足づくり」、「歩き続けるための足づくり」に興味のある方はお気軽にお問い合わせください。
運動指導者の皆さんへ
NPO法人いきいきのびのび健康づくり協会で、「フットキネシス®」というインストラクター養成コースで足の学びを深めることが出来ます。
身体の学びを深めたい方には「ボディキネシス®」=機能改善体操もお勧めです。