地域の健康づくりをお手伝いさせて頂きます。

フリーインストラクターの井上明美と申します。

兵庫県養父市出身。奈良県宇陀市にて自身が立ち上げた運動サークル7カ所で、合計約150名に運動指導を行ってきました。

その他にも様々な資格を取得、多くの運動指導を実施してきました。

⇒ 詳細はプロフィールにて

2020年のコロナ禍の前までは地域においては体育館などに集まりレッスンを行うことが出来ておりましたが、3月以降特にシニアの方々は集まることに不安を感じておられます。

今までの地域の課題プラス、コロナ禍においての地域の健康づくりのあり方に変化が生じてきています。

そんな中、地域の課題として私がよくお伺いするのは

  • 運動施設はあるが運動を教えてくれる人がいない
  • オンラインレッスンを導入したいが教えられる人がいない
  • 福祉施設で運動をしていたがコロナで集まりにくくなった、また集まるのが不安だ。
  • 運動指導者が見つからず定期的な運動が開催できない。
  • 安全に配慮して教えられる人がいないので行政としては不安

などの悩みや課題をよく伺います。

そういった課題に対して試行錯誤し、私なりにオンラインレッスンという解決方法を模索し、これはできるという兆しが見えました。

2020年からはシニアの方向けにオンラインレッスンを受けてもらえるよういろいろなことを試し、今ではシニアの方にもたくさんオンラインレッスンを受けていただいおります。

シニア向けオンラインレッスン実施例

私の住む奈良県宇陀市の例ですが高齢化率40%を超えている町です。

2020年の1月までは通常のレッスンを行っておりましたが、コロナ禍の影響で、2月に入ると参加者が減りはじめ、3月には活動拠点となっていた公民館や体育館が利用できなくなり、しばらくして活動は停止。

当時多くのフィットネス指導者が、オンラインレッスンを始める中、どうにかしてサークルメンバーに継続して運動機会を届けたいとオンライン配信を検討しました。

しかし・・・

シニアに向けたオンラインレッスン・・・そんなことが可能なのか?

と悩むことがありました。

運動指導は長年やってきましたが、慣れないほとんど初めてのオンラインレッスン、パソコンやスマホ、通信環境がみんなに必要です。

こんな難しいことをみんなやってくれるだろうか・・・?

ですが一人で悩むより、まずはサークルメンバーに投げかけてみようと思い早速電話の連絡網で

『テレビでよくみるオンラインレッスンを始めますので、興味のある方は連絡をください!』

と伝えてみたところ、すぐに何名かの方から連絡をいただきました。

そこで、とりあえずできる方から始めてみようと実施してみたところ、『意外と楽しい』という体験が口コミで広がってゆき、これまでに65歳以上の方60名以上がオンラインレッスンを受講するに至りました。

これは65歳以上のサークル参加者の約6割にあたります。

全員へのアンケートでも、9割方の方が何らかのタブレットを持っていて、6割以上の方が『オンラインレッスンを受講してみたい』と回答されています。

そういった体験がありましたのでシニア世代を対象としたオンラインレッスンの可能性をとても感じています。

実際に参加された方の声

  • いつも教室で受けているのと同じ感覚みたいです
  • みんなの顔が見られて嬉しい
  • 遠くの方とも知り合いになれて楽しい
  • 家でも受講できて嬉しい
  • まるで個人レッスンを受けてるみたい
  • 耳が遠いのですがオンラインは声が聞き取りやすくて良い

など、運動指導自体の体験価値が高まったと感じる方も多いことが分かりました。

オンラインレッスン導入までの様子

当初は、初めて参加される方がzoomミーティングに入れるまでを、電話で案内することに四苦八苦しましたが案内を重ねるごとに、シニアの方々が操作に迷う部分を特定して、手順を整理。

言葉もできるだけ難しい用語を使わないように工夫。設定操作を案内する際に、案内する自分自身が迷わないように準備することで、シニアの方々にも「意外とカンタンだった」と思ってもらえるようにまでなりました。

※手順はパワーポイントでまとめておりますのでご覧になりたい方はお問い合わせ下さい。

その経験を活かし、他の地域の方にも運動指導の環境が根付いて欲しいと思い様々な活動を行っております。

その一つが「シニア向けオンラインレッスン」の活用です。

シニア向けオンラインレッスンの普及活動

コロナ渦において運動のため大勢で集まるのが難しい昨今、地域の運動サークルをオンライン化し、行政の方と連携して、地域コミュニティづくりをしたいと考えております。

地域の運動サークルをオンライン化のお手伝い

北海道の総合型地域スポーツクラブにてオンライン講演の様子

コロナ禍で集まるのは不安。だけど運動不足、コミュニケーションが出来ないのも体にはよくありません。最初の導入には少し時間と労力がかかりますが、オンラインレッスンの環境を整えさえすればあとは意外と簡単です。

先生から送られてきたリンクをクリックして開いてあとは画面を見ながら運動が出来ます。それらの流れを私がサポート致します。

すでに全国のインストラクターに向けて「運動指導者のためのシニア対象オンラインレッスン立ち上げのいろは」という題でセミナーを行わせて頂いております。(約90分のセミナー)

一人でも多くのインストラクターがオンラインレッスンを導入し、各地域のコミュニティを活性化して頂ければと願っております。

オンライン化するメリットとして

・地域に運動指導の先生がいなくても、遠隔の地域の先生が教えてくれる

・不特定多数の人と接しないのでコロナ禍においては安全・安心

・オンラインで様々な人との出会いがある

・天候に左右されることなく運動教室を開催できる。

・耳が遠くても音量を大きくすれば聞こえやすい

・オンラインに慣れることにより遠くにいるご家族や他の方とのコミュニケーションも取れるようになる

・免許返納問題による社会交流の減少を防ぐことができる。

こうしたことにより、運動不足の解消、健康状態の改善、コミュニケーション不足の解消、地域コミュニティの活性化、シニア世代へのスマホ、タブレットの利用率アップなどが望めます。

行政と連携して、地域コミュニティづくりをお手伝い致します。

今まで私の住む宇陀市においては行政の方、学校の方と共に地域の運動コミュニティを作ってきました。

その活動をぜひ他の地域でも実施していきたいと考えております。

少しでも運動習慣を持つ方が増えて欲しい、自分の足でずっと歩き続けるための身体づくりを応援し、コミュニケーションが豊かで笑顔あふれる地域社会にしていきたいと思っております。

今、地域に運動指導の先生がいなくてお悩みの場合はぜひお問い合わせ下さい。

 

お問い合わせからの流れ

お電話かメールでお問い合わせ

お電話かZoomなどのチャットツールでお打ち合わせさせて頂きます。

現在の状況をお聞かせ頂き、適切なアドバイス、運動指導者のいない地域にもオンラインレッスンなどを用いてシニアの方々に運動する習慣を持って頂けるよう、行政の方とタッグを組んで二人三脚で活動させて頂きます。

※近畿地方、近場の場合はお伺いすることも可能です。

※遠方の場合はお伺いすることなくZoomのみでやり取りさせて頂きます。(Zoomで流れをご説明させて頂きます。)

2020年 変わり始めたオンライン環境

コロナ禍をきっかけに、教育現場では学生にタブレットをレンタルするなどの取り組みなどが始まったり、医療現場では、オンライン診療なども広がりつつあります。

シニアがオンライン教室に参加する上での主な障壁は、スマホやタブレット、パソコンなどの端末が必要なこと、そして、家庭でのWi-Fi、携帯電話会社との契約などが必要なことがあります。

行政の方々がこの部分をサポートしてくれることで、運動施設がないエリアにも、運動指導者がいないエリアにも運動指導を届けることが可能となり、行政サービスとして地域格差なくサービスが提供できるようになるというメリットが出せます。

私の方と致しましてはシニアの方それぞれの生活環境の違いや、パソコンやスマホの利用度の違いに配慮しつつ、今後、オンラインを活用することのメリットは大きいと判断し、一人ひとりの方に寄り添いながら、オンラインレッスンへの参加をご案内しています。

これをするのは自身が目指している『運動を通して人とつながり、人生の最後まで元気に過ごせるシニアの応援をする』というビジョンがあるからです。

安全管理にも配慮致します。

ただ一方で、シニアのオンラインレッスンの推進には、安全管理にも相応の整備が必要で、その環境整備の啓発も同時に進める必要があると考えております。

現在は、レッスンをする前に、環境の安全確認をするとともに、家族がそばにいるかどうかを確認し、緊急対応が必要になったときの対応手順を確認したうえでレッスンを行っております。

シニアの方々のオンラインレッスンにおける緊急対応や保険の整備なども含め、安全対策についてもガイドラインを整備していくことを計画しております。

オンラインレッスンのできる方が増えれば様々な事情でリアルの教室に足を運ぶことができない方、感染を心配される方、またはリアルの教室に通えるようにするための体力をつける必要がある方などに大きな可能性が広がると思われます。

ぜひあなたの地域の悩みをお聞かせ下さい。

あなたの市町村はどのような悩みがございますか?

・運動施設はあるが運動を教えてくれる人がいない

・運動のオンライン化を推進したいが教えられる人がいない

・福祉施設で運動をしていたがコロナで集まりにくくなった、また集まるのが不安だ。

・運動指導者が見つからず定期的な運動が開催できない。

・安全に配慮して教えられる人がいないので行政としては不安

・どのような健康教育を提供してよいのか住民のニーズがわからない。

などなど、様々な課題、悩みがあると思います。私はオンラインレッスンを受けることにより笑顔になり元気になって行くシニアの方々の笑顔をたくさん見てきました。一緒になって地域の健康のあり方、コミュティーを作っていこうと思う方はぜひ一度ご連絡下さい。

お気軽にお問い合わせください。090-8378-8399受付時間 9:00-18:00 [ 土・日・祝日除く ]
※レッスン中の場合もございますのでつながらない場合はメールでお問い合わせ下さい。

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