『ファスティング=断食』3日間初体験をブログにまとめました!
ファスティングって何?
7月に入って、人生初のファスティング、いわゆる断食を体験しました。
ファスティングとは・・・
日本語に直すと、いわゆる断食や絶食を意味する言葉ですが、ただ単に「痩せる」ことを目的にするものではなく、簡単に言うと、「体内から有害物質やいらないものを排除して、身体を健康な状態にリセットする」というところに大きな目的があるようです。
(以下、一般社団法人ファスティング協会HPより一部抜粋)
「現在の私たちを取り巻く環境には、食品添加物や農薬、有害ミネラルをはじめ、環境ホルモンや放射線物質など、体に悪影響を及ぼす有害物質や毒素などがあふれかえっています。
これらの有害物質や毒素は完全には避けられない上に、非常に排出されにくいため体内に蓄積されていきます。
そして、そのまま放置していると体の正常な機能が失われ、様々な病気を引き起こす原因となってしまうこともあります。ファスティングを行うと体内に蓄積されていた毒素が排出されるため、強力なデトックス(解毒)効果が得られます。」
・・・というように、私も「痩せる」ことだけを目的にファスティングに挑戦しようと思ったわけではありません。
「ファスティング体験のきっかけは・・・」
ず~っと以前から興味があったのですが、仕事が忙しい時には食べずに過ごす勇気がなく、仕事が落ち着いていて気持ちに余裕があるときにやりたいな・・・と、思っていました。
3年間学んできた「ヨーガ療法」の論文や学会発表準備のため、仕事が休みの週末も時間の余裕がなかったのですが、今年5月の学会発表が終わり、少し時間の余裕ができたことも、今このタイミングで「ファスティングをやってみよう」と思えたきっかけでもありました。
そして、そのところにコロナ禍、共にオンラインビジネスを学んだ仲間でもある「ひろちゃん」こと岡本拡子さんがファスティングの勉強をしていて、ファスティング資格保有者であったこと。
ひろちゃん(岡本拡子さん)にサポートしてもらえることは、とても心強かったです。
今年55歳。この1年、年齢的なホルモンバランスの変化を感じていて、「代謝がおちてきたなあ・・・」と感じていました。食べなくても痩せないのです。今まではこんなことなかったのに。このままでは、ちょっとまずいのでは・・・と思いはじめていました。
それと、「ファスティングによって身体と心にどのような影響があるのか??」☜ ここがとても知りたくて・・・
「ファスティングの方法」
私が今回体験したファスティングは、準備期3日間。ファスティング期3日間。回復食期1日。準回復食期2日間の計9日間。
開始前には、ひろちゃん(岡本拡子さん)に「今の食事」の確認と、「体調確認」などをしていただき、「ファスティング期間中の負担を減らすように、パン(小麦)と、コーヒー(カフェイン)は、準備期の準備の段階から控えた方が良い」とのアドバイスをいただいておりました。
私、パンが大好きで・・・3食パンでも良いと思うほどパン好きなのです。「運動指導」の仕事をしていると、お昼はゆっくり食事をする時間がないことが多く、ついつい簡単に食べられるパンを食べることが多かったのです。しかし、パンは血糖値も急上昇しやすく、ファスティング中に低血糖の状態になり「頭痛」や「眠気」を引き起こす可能性があるとのことなので、「控えてください・・・」と。
・・・しかし、意外なことにパンはあっさりとやめることが出来、和食中心の食事に変えることが出来ました。一番の難関は、コーヒーを断つことこと。コーヒー大好きな私は、まるでお茶代わりのようにコーヒーを飲む習慣があり、1日に多い時は5~6杯飲んでいました。
準備期1日目。低血糖なのか、軽い熱中症なのか、カフェインの禁断症状なのか・・・早速の頭痛です。
準備期の3日間は通常通りの運動指導の仕事が入っており、準備期1日目の頭痛は心身共にややつらく感じました。
午前中は酵素ドリンクも飲みながら、何とか大丈夫でしたが、午後からは結構つらく・・・先行き不安になるスタート。
準備期2日目には頭痛も収まり、紹介していただいた「お勧めの食事」をもとに食事を変えていきました。
「パン」これが、意外にもすぐにやめられました。不思議なくらい・・・
ファスティング前・・・一番やめられなかったのが「コーヒー」でした。カフェインを多く含む食品もNGなんですよね~
脂っこい物や、甘い物、動物性のたんぱく質、添加物の多い食品もできるだけ控えます。
お勧めされる食事の基本は「ま・ご・は・や・さ・し・い・わ」。
「ま」・・・豆類、納豆などの豆腐
「ご」・・・ゴマ、ナッツ、くるみなど
「は」・・・発酵食品(納豆、ぬか漬け、キムチなど)
「や」・・・野菜(旬の野菜、色の濃い野菜など)
「さ」・・・魚(30センチくらいの小魚)
「し」・・・しいたけ、えのき、えりんぎなどのキノコ類
「い」・・・さつまいも、じゃがいもなどの穀類
「わ」・・・わかめ、こんぶ、海藻など
準備期から「まごはやさしいわ」に沿って食事を変えていくと・・・これが、とてもおいしく感じるのです。
そして、気になっていた腸の調子もとっても良い! 血糖値が急上昇しないせいか日中の眠気もあまりなく、心も穏やか!
「食べるものによってこんなに変わるものなのか・・・」と、ちょっとびっくりしました。そして気が付くと、あんなにやめられなかった「パン」に「コーヒー」も欲しいと思わなくなっていました。「ほんの数日で嗜好も変わるものなんだ・・・」と、これまたビックリです。「パン」に「コーヒー」やめられない・・・と思っていたのは単なる思い込みだったんだということにも気づきました。
ファスティングが終わった今でも、パンは食べていないです。そして、コーヒーも、それほど飲みたいとは思わないです。・・・不思議なものですね。
「3日間のファスティング期! 酵素ドリンクで乗り切る!」
準備期間も順調に乗り越え、いよいよ3日間のファスティング期へ・・・・。
酵素ドリンクと水分補給だけで3日間を過ごします。
食べずに過ごすことへの不安もあったので、この3日間は極力仕事が休める日を選びました。
初日は娘の用事に付き合って、大阪へお買い物。かなり歩きましたが、酵素ドリンクによる血糖値コントロールも順調。
ファスティング2日目は、お家でデスクワーク&オンライン研修受講。
一日家にいたせいか・・・少々食べ物に気持ちが引きずられる瞬間もあり。酵素ドリンクを飲みながら乗り越えました。
最終日の3日目は通常通りの仕事。地域の運動教室3講座。
体調も良く、それほど空腹も感じずあっという間に1日が終わっていきました。
余分なものは一切身体に入れないこともあって、胃腸も休息状態。よく気になっていた腸の状態もとても良い状態。
「ファスティング回復食」
3日間のファスティング期間(=断食期間)を終えて、その後3日かけて、だんだんと日常の食事に戻していきます。
ファスティング=断食を終えての初めての食事は「すっきり大根」「だし汁の梅湯」「きゅうり」。
これを40分~1時間かけて食べます。・・・だし汁の梅湯がとっても美味しかった。
だし汁に、梅干しのたたきを入れただけの物ですが、これは夏場の熱中症予防にもよいかも。
2日目は、雑穀米のお粥、柔らかめの野菜など、消化の良い物から食べていきます。
「ファスティングの効果は?」
体重コントロールのためには、食事が8割、運動2割と言われますが、食べなければ本当に体重は減っていきます。
私もこの準備期間から回復期も含めた合計9日間のファスティング中、約3Kgの体重減少がありました。
更年期と呼ばれる時期に差しかかり、女性ホルモン減少の影響で代謝が落ち、体重が全く減らなくなってきていましたが、そこにはやはり食事の影響もあったのではないかと思えます。
わたしにとってのファスティングの大きな効果は、まず「食に対する考え方が変わった」こと。「腸の調子が良くなったこと」
サポートしてくれたひろちゃん(岡本拡子さん)から、身体にとって良い物、有毒な物・・・いろいろ教えていただき、食の勉強ができるのも今回のファスティングの大きな収穫でした。
ファスティング=断食によって、身体の中のいらないものを一旦外に出すと、自然と「身体にとって良い物を取り入れたい」という気持ちになります。
ファスティング終了して1週間が過ぎた今でも、食事は準備期、回復期に教えていただいた「お勧めの食事」が続いていることに自分でもビックリしています。美味しいんです((´∀`))。そして体調が良い!!
よく「食べ物によって心も変わる」と言われますが、パンやコーヒーを控えて血糖値の急上昇もなくなると心も穏やかに感じます。
ストレスや疲れによって頻繁に感じていたお腹の張りも、その後全くないのです。
「食」って本当に大事!!
食べたもので身体はつくられているのは勿論ですが、「食は身体だけではなく、心にも良い影響」を与えると感じます。
今回、手厚いサポートをしてくれたひろちゃん(岡本紘子さん)に感謝です。
これからも、自分が口にする物は、ちゃんと自分で責任を持とうと思います。
そして、やっぱり「美味しく食べられることは幸せな事」
そのために、これからも食について学びを深めたいと思います。